[2016.03.02]
2月27日(土)から3月4日(金)まで淀川文化創造館 シアター・セブンで公開されている、映画『インペリアル 戦争のつくり方』を見てきました。
28日(日)12:00~の上映の回で、その後にはトークゲストとして登壇させていただき、監督の金子遊さんとトークさせていただきました。
金子監督は3・11以降、大飯原発の再稼働に怒りをもち、政治に目を向け、今回のこの映画は若い人達に見てほしいと思い作製したということ。
『戦争の作り方』というタイトルが今の情勢の下、リアルに迫ってきます。
トークでは、金子監督から、戦争法施行後の具体的な危険はどこにあるのか、どうやって廃止にしていけるのか、一人ひとりに一体何ができるのかなどの問いかけがありました。
私の方からは、2月19日に合意に至った5野党共同が国民の世論と運動で実現したこと、国会に戦争法廃止法案も提出され、国民の力が実際に政治を動かしていることにワクワクしている実感を語らせていただき、そうした国民の声と運動で政治は変えられる。一人ひとりが政治に主体的にかかわることが必要ではないかなどと語らせていただきました。
さらに監督からは、「憲法9条守る」をテーマにした企画で公民館が使わせてもらえないなど、「意見を言ったらだめだという空気が蔓延するのが怖い。こんな雰囲気が広がる中枢は?」と問いも。
政権の中から「電波を止める」などという発言がでること自体、社会の中に自由に物が言えない、委縮をひろげる大きな原因です。
先日、キャスターのみなさんが、この件で抗議の記者会見をされていましたが、この映画が上映されているシアター・セブンも言論を封じ込めるような言動を許さない立場での企画を計画されているようです。
言論・表現の自由を守るために、大きな共同を広げたいです。そして何よりも、こんな政権を一刻も早く変えるために、力を合わせたいです。