わたなべ結 日本共産党

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農業の果たす役割

[2016.03.04]

先日、JA大阪中央会会長に就任された中谷清会長を表敬訪問させていただきました。

安倍政権がTPPへと突き進む中、大阪の食糧基地として都市農業を守り、どう発展させていくのか、後継者問題に触れ、所得補償が必要であることなどのお話をお伺いし、懇談させていただきました。

 

安心・安全な食を守り、国土を守る農業は、まさに国の安全保障の問題でもあると思います。そうした農業の役割をきちんと行政の考え方の中に据えて、将来の政策を考えないといけないと思いました。

もちろん、農業を壊し、食料主権を失うTPPには反対し、批准させないために頑張る決意もお伝えしました。

 

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農業といえば、少し前に大阪野菜を題材にした、朝井まかてさんの『すかたん』という小説を読みました。

天満の青物市場を舞台に、天王寺の蕪、玉出の勝間南瓜、難波の葱や金時人参など、私が住んでいる近隣の地名と大阪野菜が沢山でてきて、大阪で営まれてきた農業に親しみを抱きました。小説では、そうした野菜達にも支えられた大阪の食文化の一端が垣間見られたわけですが、伝統文化として、大阪ならではの農産物を守り、発展させていく。これも政治の仕事だと思います。

 

この日は、この後、富田林市長も表敬訪問し、3月18日の演説会の案内をさせていただきました。

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